目次
- そもそも「お墓・納骨」とはどうあるべきか?
- あなた、そしてご子孫にも良い影響を与えるために大事なことは
- 土に繋がっていないお墓ではダメ
- なぜ、大地に送ってあげなくてはならないのか
- よい場所に安置するためには
- お坊さんが、墓相を見られない理由
- よろしければご相談下さい
そもそも「お墓・納骨」とはどうあるべきか
そもそも、お墓・納骨とはなんでしょうか。お墓・納骨について悩まれる方は少なくありません。
- おすすめされたお墓でよいのか
- 何が違うのか
- そもそも必要なのか
- なぜお墓に入れなければならないのか…。
残念ながら今、お墓というものは商売的な都合で進められてしまうことが多く、
そもそも正しい納骨やご供養に繋がるものではないケースが少なくありません。
なぜなら、墓石を作っている石材店が主導で進めてしまうからです。
本来は、お坊さんがアドバイスすべきところです。
きちんとご供養に繋がる納骨・お墓について知りたい方は是非この先をお読み下さい。
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実は、そもそもの部分で重要なことが多くの場合忘れられてしまっています。
お墓は最終的にお骨を収める場所です、つまり「納骨」をする場所です。
この「納骨」についての、大事な伝統的な原則が守られていないことが、少なくないのです。
ただしく納骨をしないと、ご供養にも繋がりません。
あなた、そしてご子孫にも良い影響を与えるために大事なことは
まずは
- 「先祖を敬う」
- 「先祖の魂は空を飛び、ある期間に子孫の元に返ってくる」
- 「先祖と子孫は、代々DNAのようなもの“基因”で繋がっている」
- 「良い場所に先祖の基因が安置されれば、子孫にも良い影響がある」
というそもそものご供養についての正しい考え方を、おさえていただくことです。
そして、お墓・納骨という考え方では、この中の「良い場所に安置されれば」という部分が、お墓を考える上で重要です。
結論から申し上げますと、納骨する場所は「大地につながっている」ことが必要です。
なぜなら、「大地に送ってあげる」ことが正しい遺骨の扱い方だからです。
土に繋がっていないお墓ではダメ
お墓の中は必ず大地に繋がるように土になっていなければなりません。
『墓』という字の構成からみても字の如くです。一番下に土があります。
収める場所が納骨堂であろうと、お墓であろうと、収める場所は石の上やコンクリートの上、床の上などではなく、土の上でなくてはならないのです。
なぜ、大地に送ってあげなくてはならないのか
なぜ、大地に送るのか、それは、葬儀の中で、個人に授戒や血脈、引導を送っていきます。
それは最終的には「故人を仏弟子としてお釈迦様の元に送る」ためです。
そして、お釈迦様の元に送るためには、大地に繋がっていなければならないのです。
前提として、葬儀とは何かというと、そもそもの目的は亡くなった方を「おくる」ことです。故人を迷いや苦しみから解き放ち、お釈迦様の悟りの世界へとおくる為の物です。
具体的には
- 憶る・・・故人を残された私たちの心の中におくること。
- 送る・・・故人を仏弟子としてお釈迦様の元へおくること。
- 贈る・・・故人に私たちの思いをおくること。
この3つの意味が込められています。
この3つをきちんと行わないと、故人はお釈迦様の悟りの世界へ行けないのです。
よい場所に安置するためには
従いまして、まずはお墓に入れて頂くにしても、納骨堂に収めて頂くにしても、土に接するようにして頂くことが大切です。
その上で、どこに安置するかは、基本的にはお墓に関する正しい知識を持った、お坊さんが決めるのがよいはずです。墓相をみるということです。
しかし、実は多くのお坊さんは、墓相を見る事ができません。
お坊さんが、墓相を見られない理由
なぜなら、お墓の概念は本来仏教にはないためです。輪廻転生するため、本来はお墓はいらないのです。なので、仏教の経典をどれだけ勉強しても、お墓の知識について学ぶことはできません。
お釈迦様は、死後の世界について質問をしてきた弟子に対して、 『死後のことなど気にせず!!今頑張れ!!!』と説教されています。
必要なのは、仏教と融合した「儒教」についての知識です。儒教のテクニカルな部分である「風水」のうち、お墓に関する「陰宅風水」が、まさにこのお墓の場所を決める知識です。
建宗寺では、そもそもの正しいご供養と納骨を知って頂く為に、きちんとその両方を学び、実践しています。
お近くのお寺がそのような考え方でお墓や納骨堂を選んでいれば安心です。
ただそうではない場合、悩ましい部分です。
よろしければご相談下さい
建宗寺では、仏教だけではなく、風水の観点を踏まえて、子孫繁栄につながるお墓選びをお手伝いしております。
また、いわゆるお墓だけではなく、より気楽に気軽に供養に立ち寄れる納骨堂もあります。
風水も、TVで取り上げるような、キャッチーな物ではなく伝統を踏まえたものです。ご安心下さい。
ただ、言われるがままに墓を作っているだけでは、良くありません。
お悩みの方はまずはご相談下さい。心よりお待ちしております。