愛語は愛心よりおこる。

建宗寺 二十七世 住職 舟橋正樹
[格言]
愛語は愛心よりおこる。
愛心は慈悲心を種子とせり。
愛語よく廻天のちからあることを学すべきなり。
パワハラ・セクハラなども言葉の暴力です。上司や教師のように時には注意をしなければならない時もありますよね。しかし、ちょっと声を荒げると言葉の暴力にされてしまい、本来注意しなければならない時に萎縮して注意できなくなってしまっています。
しかし、たとえ声を荒げたとしても、そこに愛情が込められているかどうかで、受け取る側にも違いがあるのではないでしょうか。
横綱日馬富士が話題になっています。そこに立ち会った関係者の事情聴取が始まっています。
周りにいた人達も見方に違いがあるようです。そもそもは酒の席で起こったとはいえ、問題のある態度に注意をしたとすればそれはしつけであり、愛情であるはずです
「まあまあ」で済む話だったはずではないでしょうか。いつの間にか言葉の暴力以外の方法で手が出てしまうのは問題です。物を使っての暴力は度を超しています。これはいけません。
いずれ、本質がみえてくるのでしょうが、周りが過熱しないようにしたいものです。
さて、憎しみの込もった言葉は人を打ちのめすが、愛情の込もった言葉は人を育てる。それが叱責です。
そこには人を慈しむ心が込められていて、道元禅師はそれを「廻天の力」と言います。
廻天の力とは、天をひっくり返すような力つまり、人生観や価値観をひっくり返すほどの大きな力を持つということ。
友達や師匠、肉親の愛情込もった言葉には感謝の気持ちで応えるべきだとおもいます。
[本日の予定]
歯科医 通常勤務
風水師 命主風水師山田光復門下 取得中
[愚痴徒然][坊主の風水談義]
風水って
なぜ、坊さんが風水を勉強しているか?
にお答えして
風水について皆様どれくらいの見識をお持ちでしょうか?
あっあの黄色いやつね。とか、南向きがいい。とか開運グッズは。
などの答え方をする人がほとんどです。もれなく僕もそうでした。
命主風水派山田光復先生に出会うまでは。
最初に先生に風水はグッヅじゃないです。ガーン、私はグッヅで商売はしていません と。
そもそも風水とは?と聞かれると
地理風水(大地の気の流れ)
陽宅風水(住空間の気の流れ)
陰宅風水(死者に対す気の流れ)
と日本ではおおよそこのように表現されており、特に陰宅風水はお墓の事でご先祖様の考え方を学ぶことができます。
先祖に感謝して供養しないといけないという感覚は日本人なら持っていると思います。しかし、なぜ?となると明確に説明できなくなります。
それを風水学で明確に説明することができます。
私たちは皆ご先祖様がいます。誰しもそのDNAを受け継いでいます。ご先祖のどなたが二人羽織をしていてくれるかわかります。
そうです。二人羽織。
風水学は環境学。統計学。です。本当に奥が深いのを知りました。
…
命主派風水 山田光復先生に師事しています。